お知らせInformation
事業場における衛生委員会での HPV ワクチンのキャッチアップ接種勧奨について
2024.08.23その他
ヒトパピローマウイルス(HPV)ワクチンのキャッチアップ接種は令和7年3月31日までとされております。
15歳以上の女性は、HPVワクチンを合計3回接種する必要があり、年度内に公費で3回の接種を完了するためには約6か月の期間を要することから、公費による接種を希望する方は、遅くとも9月末までに1回目の接種をする必要があります。
キャッチアップ接種の対象者となる 1997年4月2日から2008年4月1日までに生まれた女性の中には既に就業されている方もおられますが、HPVワクチンの接種は子宮頸がんの発症に伴う休職や離職を防ぐ有効な手段であると考えられます。
こうした背景から、日本医師会では、事業場の衛生委員会においても下記に掲載されている広報資材を活用するなどして、対象者へのキャッチアップ接種を勧奨していただくことが重要であると考えています。
産業医の先生方におかれましては、衛生委員会などを通じて対象者へのキャッチアップ接種を勧奨していただきますよう、お願い申し上げます。
【厚生労働省によるリーフレット】
「平成9年度生まれ~平成19年度生まれの女性へ」
https://www.mhlw.go.jp/content/10900000/001073361.pdf
【日本医師会による広報資材】
ヒトパピローマウイルス感染症に係る定期接種及び子宮頸がん(説明動画および啓発資料などを掲載)